はじめに|営業は笑ってなんぼ!
営業の仕事って、毎日が真剣勝負。プレッシャーに押しつぶされそうな日もあります。だけど、そんな時こそ笑いの力が効くんです。
私は長年営業をしてきましたが、どんな時でも救ってくれたのは「人とのやり取りの中のユーモア」でした。そして、それを気づかせてくれたのが、たくさんの映画たち。特に、クスッと笑える邦画には、営業の本質が意外とたくさん詰まっているんです。
空気の読み方、信頼の作り方、チームで動くコツ。深刻になりがちな現場こそ、少し肩の力を抜いて笑いながら学ぶくらいがちょうどいい。映画の中の登場人物たちから、そんな営業のヒントを受け取ってみませんか?
さて、これから紹介する4本の映画。どれも笑えて、そして営業のヒントが光る傑作たちです。仕事にちょっと疲れたあなたの、明日の一歩が軽くなることを願って。
第1章|空気を読んで突破せよ!
―『交渉人 真下正義』に学ぶ、相手との“間合い”とユーモア

電車が暴走!謎の犯人と交渉開始!
…とまあ、映画は終始ピリついた状況ですが、なぜか笑えてしまうのがこの作品のすごさ。主人公・真下正義の「間の妙」と「絶妙なツッコミ」が、事態の空気を不思議と和らげるんです。
実はこれ、営業でも超重要なスキルなんですよね。
「しゃべりすぎ営業」になってませんか?
営業中、つい緊張して“間”を埋めたくなって話しすぎる…これ、あるあるです。
でも、真下のように沈黙を恐れず、相手の言葉を待つ姿勢こそ「信頼してますよ」のサインになるんです。
営業って、「沈黙に耐える筋肉」も必要なんですね。💪
真面目すぎは損!?笑いのスキマで差がつく
真剣な交渉中でも、真下はふとしたタイミングでクスッとくる返しを入れます。
あれが空気を一変させる。
営業も同じで、商談の最中にちょっと笑える一言があるだけで、場がふっとやわらぎます。
重くなりがちな話題の中に、そっとユーモアを差し込める人って、それだけで“できる感”があるんですよね。
ただし、やりすぎ注意。あくまで“ちょっとだけ”。おでんのカラシくらいで十分です。🌭(←※例え雑)
『交渉人 真下正義』から学べるのは、「真面目にふざける力」。
ピンチの空気を読みながら、絶妙な一言で突破する。
営業も映画も、言葉の“間合い”が勝負です。
第2章|チーム営業はボケとツッコミで回る
―『舞妓Haaaan!!!』に学ぶ、暴走と制御のバランス学

「舞妓さんと野球拳がしたい!」という謎の夢を追って暴走するサラリーマン・鬼塚公彦。
もはやツッコミが追いつかないレベルの暴れっぷりですが、彼の熱量はどこか憎めず、むしろ周囲を巻き込んでいきます。
営業チームにも、こんな“暴走系キャラ”、一人はいるんじゃないでしょうか。
そしてもう一人、“冷静にツッコむタイプ”もセットで存在するはずです。
暴走営業も、実は必要なピース
ボケ担当の営業パーソンって、つい「空気読めよ!」とイジられがちですが…実は彼ら、突破力があるんです。
常識を超えた提案。とにかく行動するフットワーク。見てるこっちがヒヤヒヤするけど、なぜか結果を出すタイプ。
つまり、営業チームにおける“起爆剤”。
でも、彼らだけじゃチームは崩壊します。だからこそ、必要なのが…
ツッコミ営業の重要性
場の空気を読んで軌道修正したり、暴走発言をうまく翻訳してお客様に伝えたりする“ツッコミ役”。
この人たちがいるから、チームは回る。
ボケが花火なら、ツッコミは着火スイッチ。
どちらが欠けても、面白くも成果も出ないんです。
「掛け合い」が生む安心感
お客様も、こうした自然な“掛け合い”を見ていると安心します。
仲の良い営業コンビからは、「この会社、信頼できそうだな」という空気がにじみ出るんですよね。
無言で淡々とプレゼンするより、少し笑いがある方が、記憶にも残りやすい。
営業チームも漫才コンビも、バランスが命。
『舞妓Haaaan!!!』は、暴走と制御の絶妙なハーモニーから、チーム営業の面白さと奥深さを教えてくれます。🎤
第3章|見えない価値を伝えろ!
―『テルマエ・ロマエ』に学ぶ、“当たり前”のプレゼン力

ローマ人が日本の銭湯文化に出会って、毎回「なんというハイレベルな風呂文化だ!」と感動。
…そう、私たち日本人には当たり前でも、ローマ人には未知の世界。
このギャップこそ、営業のプレゼンでも陥りがちな“落とし穴”なんです。
「分かりやすい」は、主観で決まらない
自社サービスの魅力を伝えたつもりでも、相手には「???」となっていること、ありませんか?
それ、テルマエ状態です。
営業あるあるですが、慣れれば慣れるほど説明が雑になる。
専門用語もバンバン出る。「あれって当然でしょ?」と内心思ってる自分、いませんか?
でも相手はローマ人(=初心者)かもしれない。
その前提に立つだけで、伝え方はガラッと変わります。
“ズレ”を笑いに変えるプレゼン力
『テルマエ・ロマエ』では、文化の違いによるギャップが毎回笑いを生みます。
これ、営業にも応用可能。
たとえば、お客様が勘違いしていたことを、否定せず笑いを交えて修正したら、空気が一気にやわらぐ。
ギャップ=拒否ではなく、笑えるポイントに変えるのがプロの技です。
価値は「驚き」に宿る
銭湯の自動ドア、洗い場の椅子、温かいタオル…
当たり前すぎて気にもとめないけど、改めて言葉にすると「なるほど!」と驚きますよね。
営業も同じ。
よくあるサービスの中にある“ちょっとした工夫”や“痒い所に手が届く仕様”こそ、お客様が心を動かされるポイントです。
『テルマエ・ロマエ』は教えてくれます。
当たり前を見直すことが、伝わる営業への第一歩だと。🛁
第4章|どん底でも笑えば勝てる
―『スウィングガールズ』に学ぶ、失敗と笑いの魔法

田舎の女子高生たちが、ひょんなことからジャズバンドを組んで、トラブル続きの中、最後はステージで大成功!
それが『スウィングガールズ』。
笑えるし、青春だし、でも何より――営業に効きます。
失敗=終わりじゃない
楽器は吹けない、リズムもズレる、練習中に寝る、サボる。
もう見事なくらい“ポンコツ”な彼女たちですが、それでも少しずつ成長していきます。
営業もまさにこれ。
最初から完璧に売れる人なんていないし、失敗の連続です。
でも、「やっちまった!」と笑える人ほど、立ち直りが早い。
チャンスは笑っている人の元に来る
劇中では、ひとつのボケがきっかけで周囲が変わっていきます。
誰かが前向きに笑っていると、「自分もやってみようかな」と思える。
営業チームでも同じ。
失敗談を笑い話にできる人がいると、雰囲気が和みますし、空気が良くなる。
そして不思議なことに、そういう人に限って、チャンスが回ってくるんです。🎷
笑いの中にある“ガチの努力”
『スウィングガールズ』はただのコメディじゃありません。
本気で練習して、転んで、悔しくて、それでも笑って前を向く――その“裏の努力”があるからこそ、ラストのステージが輝くんです。
営業も同じ。
笑ってる裏に、しっかり泥臭い努力がある。
それが見えるから、お客様の心にも響くんです。
『スウィングガールズ』は教えてくれます。
失敗しても笑っていれば、営業だって音が出るようになるってことを。
まとめ|営業も、人生も“笑いあり”が最強!
ここまで4本のコメディ邦画から、営業に通じるヒントを探ってきました。
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真面目すぎない“間合い”の取り方(交渉人 真下正義)
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チームの中での役割とツッコミ力(舞妓Haaaan!!!)
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“当たり前”を驚きに変えるプレゼン(テルマエ・ロマエ)
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失敗すら笑いに変えるメンタル(スウィングガールズ)
どれもバカバカしくて笑える映画なのに、気づけば営業にも通じている――そんな不思議な気づきがあったのではないでしょうか。
営業は、真剣な仕事です。
でも、だからこそ、笑いがあることで空気が変わる。
ユーモアは、武器です。癒やしです。そして、人を動かす力になります。
仕事に疲れたら、まずは笑ってみてください。
映画を観て、リラックスして、もう一度スーツに袖を通す。
その時、あなたの営業はちょっとだけ強く、そして柔らかくなっているはずです。
あなたの営業活動を応援します!

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